国立大学受験体験談~過去問から始める勉強法で合格

近くの国公立を、とまず考えていた。
特別にやりたいことがなかったため、学費が安いところのほうが良いだろうと思いそのように志望した。

志望先を考え始めたのは高校3年生の夏前
この頃はどうせやるなら機械と思っていたため、工学部で近くの国公立の条件のもとで隣県の大学を受験することを選んだ。

自分が通っていた高校で、進学者の数が多かったことも理由の一つだった。
実際にオープンキャンパスに行った時、そこでたまたま見かけた学科に気を惹かれ、機械からそちらの学科に鞍替えすることにした。

それが今通っている土木系の学科である。
第一志望を考えていた時は、滑り止め等については全く考えていなかった。
そのため第二志望、第三志望はあまり考える時間が無く、第一志望の学科に合わせる形で適当に決めてしまっていた。

逆算勉強法でラインを見極めた

苦労したことは一にも二にも自分の素での学力の低さであった。
恥ずかしながら、高1の段階で留年しかけるほど勉強をしていなかった。

くわえて、国公立は五教科七科目の勉強をしなければならなかったことが不安要素だった。
工夫したことは、ゴールを見据えた勉強設定をしていたことだと考えている。

持論だが、最初に自分の受験する学校の過去問を見ることから勉強を始めるべきだ。
どういう問題が出て、自分が何を出来るようになればテストをクリア出来るのかをはっきりとさせておくべきだ。
ただただ自分を高めようとする努力は、途方も無く感じると思う。

そして、あまり褒められたやり方ではないが、赤本などで合格者最低得点や受験人数、合格者数を確認しておくのも精神安定に一役買える。
受験には、概ねこのくらいの点数が取れれば受かるというボーダーが存在する。

最悪でも、その大学での合格最低得点さえ取れれば受かる可能性は充分あると言える。
ただし、これはあくまで目安であって、確実なものではないので盲信しすぎてはいけないことを留意していただきたい。

第一志望に合格!

私の第一志望は隣県の国公立大学でした。
第二志望に、第一志望で受験しようとした大学と同じ学科のある私立大学を受験。
第三志望には、近所の私立大学の建築学科を受験することにしていました。

第一志望以外はセンター利用と筆記の両方で受験をしました。

 結果は無事、第一志望であった国立大学に合格することが出来ました。
私立の第二志望の大学は筆記では落ち、センター利用の方では合格。
第三志望の大学では両方共合格という結果に終わりました。

受験勉強のコツを見つけることが大切!

受験勉強は自分の実力の限界を求めることになると思います。
実力を高めるために不断の努力を積むことになるでしょう。

しかし、ずっと気を張り詰めていると大変だと思うので、息抜きも大事にして体を壊さないように気をつけてください。
ただし、一生の分岐点であることに間違いはないのでサボりすぎないように自分を律してください。

あなたが成功することを祈っています。