岡山といえば「晴れの国」と呼ばれるくらい天気が良く、暮らしやすい地域ですよね。でも実は、そんな岡山でも電気工事には気をつけたいポイントがいくつかあるんです。私は岡山で電気工事の仕事をしているのですが、今回は現場で感じる岡山ならではの電気工事事情をお話ししていきます。

岡山の気候と電気工事の意外な関係

岡山は全国的に見ても太陽光発電の普及が進んでいる地域のひとつです。晴天の日が多いので、せっかくならその太陽の恵みを活かしたいという方が多いんですね。実際、私も太陽光パネルの設置工事を担当する機会はかなり多いです。ただし、夏の暑さは油断できません。配線の熱による負担や空調設備の増設工事もよく依頼されます。意外と気づかれにくいのが、配線の劣化や分電盤の負荷が高まるケースで、定期的な点検をおすすめしています。岡山の穏やかな気候でも、電気は日々消耗しているんです。

住宅リフォームと一緒に見直したい電気工事

最近では、住宅リフォームのついでに電気工事をまとめてご依頼いただくことが増えています。キッチンや浴室のリフォームに合わせて、IHコンロやエコキュートの電源工事を行ったり、LED照明への交換、コンセントの増設なども人気です。私が現場でよく感じるのは、「こんなところにコンセントがあればよかった！」というお客様の声。実際に暮らしてみて分かる不便ってありますよね。だから、リフォームの際は電気の使い勝手もしっかり見直しておくと、快適さがぐっと上がります。

災害対策や省エネ設備の導入も注目されています

岡山では最近、災害対策として非常用電源や蓄電池を導入されるお宅も増えてきました。万が一の停電時に備えられるのはもちろん、普段から電力の有効活用ができるので経済的にもメリットがあります。また、省エネ意識の高まりで、ZEH（ゼロエネルギーハウス）対応の設備工事も増加中です。私も実際にスマートホーム対応の電気設備を取り付ける現場に入ることが増えました。昔と比べると、電気工事もずいぶん進化してきたなあと感じます。